Rosato del Frusinate IGT "Berlame" / Abbia Nova
ロザート デル フルジナーテ IGT “ベルラーメ” / アッビア ノーヴァ
【タイプ】ロゼワイン
【ブドウ品種】チェザネーゼ ダッフィーレ 50 %、ノストラーノ 50 %
【ヴィンテージ】2022年
【産地】イタリア・ラツィオ州
【容量】750ml
【輸入元コメント】お出汁のようなうまみが印象的。軽い還元臭が心地よい緊張感を与えてくれる。こういうロゼを自社ワインとして扱えることを嬉しく思う。気が付くとPiglioよりも発注数が多い。うん。大丈夫。だって美味しいもの。オレンジがかったピンク色。イチゴやクランベリーのフレッシュなアロマに、メースのようなフローラルで上品な香り。カンパリを思わせるビターオレンジや土、ミーティーなニュアンスが複雑性を付与している。若干の残糖を感じるがフレッシュな果実味、酸味とのバランスが取れている。
【醸造方法等】ベルラーメ、ダブル・グイヨ仕立て、標高 380-550 m、植密度 4,000 本/ha、収量 2 kg/本、粘土、石灰岩、シルト、砂質土壌、樹齢 19-22年。収穫は手摘み。全房で12-16時間マセラシオンを行いプレス。ステンレスタンクで野生酵母を使用し発酵。澱の上で翌年の春まで熟成を行い、その後、54 Lのデミジョングラスで2カ月熟成。トータルSO2:24 mg/L。
【生産者】アッビア ノーヴァ
【生産者について】アッビア・ノーヴァのダニエーレ・プロイエッティとピエルカ・プロイエッティの従兄弟はイタリア・ラツィオ州ロ ーマから南に約40km、フロジノーネ県に位置する町ピーリオに5つのクリュ、合計8 haのブドウ畑を所有。この地で500年以上前から栽培されてきたチェザネーゼとパッセリーナを中心にブドウを栽培している。ブドウ畑の樹齢は20- 90年で第一次世界大戦後に植えられたブドウや20年前に家族によって植えられたブドウが混在している。ピーリオでは過去500年にわたってチェザネーゼという品種が栽培されており、2008年に“チェザネーゼ デル ピーリオ“としてラツィオ州初のDOCGに認定された。チェザネーゼは収量が多く比較的色調が淡くタンニンが控えめな チェザネーゼ コムーネ(ボンヴィーノ ネーロ)、最も古い歴史を持ち色調とタンニンが強く熟成のポテンシャルを持つチェザネーゼ ダッフィーレ、近年発見されたチェザネーゼ ディ カステルフランコの3つのクローンがある。アッビア ノーヴァのチェザネーゼ デル ピーリオ DOCGでは全てチェザネーゼ ダッフィーレを使用し、区画ごとの特徴を表現するために3つの単一畑のワインを生産している。白ワインでは同じく土着品種のパッセリーナを使用している。
所有する畑は家族がこれまで大切に管理してきた畑。自然と共存する農業を目指し1980年代からオーガニック農法を実践していた。その後、ビオディナミ農法や福岡正信の提唱する自然農法、ホメオパシーを研究し、それらを農業に応用するようになった。「私たちはこれまで家族が畑を引き継いで守ってきた実 践的な経験と、理論的な農法を融合させたアプローチを取ることに決めた。コルメラやカトーのようなローマの農業学者の伝統と福岡正信のアプローチ、そして伝統的なワイン造りを融合させたい。」例えばブドウ畑では、銅や硫黄の代わりに自分たちで生産する自然農薬を使用している。「最も重要なことは、 土壌と植物の肥沃さを促進することによって、ブドウの樹にエネルギーを与えること」と語る。
2022 ロザート デル フルジナーテ IGT “ベルラーメ” / アッビア ノーヴァ
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