Irpinia Aglianico DOC "Terra del Varo" / Tenuta Cavalier Pepe
イルピニア アリアニコ DOC “テッラ デル ヴァーロ” / テヌータ カヴァリエール ペペ
【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】アリアニコ85%、メルロ15%
【ヴィンテージ】2019年
【産地】イタリア・カンパニア州
【容量】750ml
【店主コメント】
【醸造方法等】畑はルオーゴサーノ、サンタンジェロ デッレスカ、タウラージ。火山性石灰質土壌。標高は350m。手摘みで収穫、選果後10日間のコールドマセラシオン、ステンレスタンクで15日間アルコール発酵。24ヶ月セメントタンク熟成。
【生産者】テヌータ カヴァリエール ペペ
【生産者について】カヴァリエール ペペは、タウラージから3kmのイルピニアに位置し、3つのD.O.C.G.(グレコ ディ トゥーフォ、タウラージ、フィアーノ ディ アヴェッリーノ)の中心にあります。創業者であるアンジェロ ぺぺは長年この地のレストランで働いていましたが、ベルギー人の妻との出会いを機にベルギーに移住しました。しかし次第に故郷への思いが強くなり、イタリアに戻って祖父の遺したタウラージの畑でブドウや穀物を造り始めました。1998年にはその功績を讃えられ、イタリア共和国大統領から勲章(カヴァリエーレ)を授与されています。これが現在の社名の由来となっています。ベルギーで生まれ育ったアンジェロの娘ミレーナ ペペは、フランス ボルドーで醸造学を学んだ後、シャトーヌフ デュ パプの名門ドメーヌ ド ラ ジャナスでさらにワイン造りを学びました。2005年にイタリアに戻り、一族のワイン造りを始めることを決意します。ブドウを育てる農家ではなく、ワインを造るためにブドウを育てるワイナリーとしてテヌータ カヴァリエール ペペを立ち上げました。
イルピニアには、その恵まれた気候や土壌により、ワインの銘醸地としての長い歴史があります。西にはティレニア海が広がり、東側には南北にアペニン山脈が走り、その間に丘陵地帯があります。アペニン山脈に近い内陸部のイルピニア地方は大陸性気候で、海抜300〜800mに位置するブドウ栽培は標高の影響を強く受けています。この地域を流れるカローレ川とサバト川がワイン生産にとって重要な水源となっています。
カヴァリエール ペペの70ヘクタールのブドウ畑と70へクタールのオリーブ畑は、イルピニアの丘陵地帯のなだらかな斜面を彩り、何世紀もの歴史を持つブドウ畑やオリーブ畑の間を散策する人々の目を楽しませてくれます。
彼らはテロワールの自然なバランスに最大限の敬意を払いながらブドウを栽培しています。収穫はブドウの熟成度合いを見極めながら、一つの区画でも何度かに分けて行います。さらに、選果を畑とセラーの2回行い、選りすぐりのブドウのみを使うことにより、純粋で洗練された味わいのワインが生まれます。
カヴァリエール ペペが目指すのは、イルピニア地方の特徴を純粋に表現したワイン。そのユニークでわかりやすい、バランスのとれたアロマティックなワインは、イルピニアの特徴であるミネラル感、果実味、力強さ、持続性のすべてを兼ね備え、様々な料理に寄り添います。
2019 イルピニア アリアニコ DOC “テッラ デル ヴァーロ” / テヌータ カヴァリエール ペペ
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