Colline Novaresi DOC Spanna / Vallana
コッリーネ ノヴァレージ DOC スパンナ / アントニオ ヴァッラーナ エ フィリオ
【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】スパンナ(ネッビオーロ)
【ヴィンテージ】2019年
【産地】イタリア・ピエモンテ州
【容量】750ml
【店主コメント】スミレやバラのフローラルな香り。レッドチェリー、熟したイチゴ、ミントのニュアンス、エレガントで複雑な味わい。20~25年の熟成に耐え、熟成と共にシガーや、革、タールのニュアンスが現れます。
【醸造方法等】ブドウはゲンメから。粘土質、海からの堆積物土壌。畑の標高は280mに位置。10月に手摘みで収穫。セメントタンクで約2週間アルコール発酵。500lオーク樽で10~12ヶ月熟成後、セメントタンクで熟成。
【生産者】アントニオ ヴァッラーナ エ フィリオ
【生産者について】アルトピエモンテは、イタリアで最も素晴らしいワイン生産地のひとつで、イタリアを代表するワイン、バローロとバルバレスコに使用されるネッビオーロ種の原産地です。プリニウスの博物記には、紀元前196年に古代ローマ人がノヴァーラ近郊でブドウ栽培を行い、ブドウがSpanisと記されていることから、地元でスパンナと呼ばれるネッビオーロを指しているのではと言われています。第一次世界大戦後、ほとんどのブドウ畑は荒廃し森となりました。ブドウ栽培より経済の復興を優先させていましたが、1990年頃からEUの農業振興策などもあり、またこの地でブドウ栽培が再開されました。アルトピエモンテの中心部に位置するマッジョーラ。2億9000年前、世界7大陸がパンゲアと呼ばれた1つの大陸であった時代、この土地の火山が1000年に渡り大噴火し続け、巨大なカルデラを形成しました。その後、紀元前5000年〜6000年前にアルプス山脈が形成され、地中25キロにあったカルデラの底が隆起し現在の地表となり、通常では地中深くにしか存在しない鉱物を見ることが出来ます。
ネッビオーロから造られるバローロ、バルバレスコ、ヴァルテッリーナ、アルトピエモンテなどは、それぞれ最適な気候や土壌が異なり、同じ品種でも全く別の表情をもつワインになります。アルトピエモンテは酸性土壌で、出来たワインは酸が多く含まれ、長期熟成に向くと言われています。
2019 コッリーネ ノヴァレージ DOC スパンナ / アントニオ ヴァッラーナ エ フィリオ
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